あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。
クリスマスにひいた風邪が正月にぶり返して、最悪の冬休みでした。咳に苦しんでいるときに『笑ってはいけない…』を見たらいけませんね。笑うと咳が止まらなくなる。死ぬかと思った。
初夢も、カフカの『城』みたいな不条理な夢で。これって今年を象徴しているのかなあ。。いややなあ。
「年の初めが悪かったから、後はよくなるだけ」とポジティブにとらえようとしています。
結婚記念日のランチ
ずいぶん久しぶりの投稿になります。
前回にも書いたけれど、ほんと忙しくて。9月末には持っていた仕事がほぼはけて、やっと一息、と思ってたら、別のプロジェクトに組み入れられて、10月は毎週休日出勤。その仕事もやっと先週の月曜日で終わり、本当の一息がやっとやってきました。火曜日以降はずっと定時で帰り、明日、久しぶりの振休です。
今日は先週キャンセルしてしまった結婚記念日のランチに再トライしてきました。
マッシュルームのカプチーノだそうです。
パン。朝食を抜いていってたのでついつい手が出てしまいます。
鰆と鯛と鮪のカルパッチョ。
カラスミのパスタ。混ぜた後ですみません。これはおいしかった。
嫁さんはアマトリチャーナ。普通って言ってました。
嫁さんのメイン。寒鰆のフリット。これはおいしかったと。
私のメインは、黒毛和牛の京湯葉包み香り揚げ、やて。私は貧乏性なので、こういうランチに来るとメインは牛にしてしまうんですが、いつも後で後悔する。どこいってもあまり変わらんから。でも今日のは、おいしかった。アレンジがあったからかな。
デザート。シャーベットでシャツを汚してしもた。
おいしかったのですが、料理を持ってきてくれるのが早くて30分くらいで食事がすんでもた。ちょっとあっけなかった。こういう食事のときは、少し待たせるくらいが演出じゃないか、と思うのであった。
夏バテ気味
6月の後半からずっと忙しくて(今も続いてます。貧乏暇なしです)、なかなか更新する力が湧いてきませんでした。
8月は山の日のところで嫁さんの実家のある愛媛に帰っていました。友達にもあって楽しかったです(写真は今治城)。でもその前後の土日は出勤してて、全然夏休みをとった感がない。泳ぎにも行ってないし、ウォーキングもあまりできず。まあ、ウォーキングは暑すぎるので抑えてたというのはありますが。
そんなだったので、先週は1日振替休日をとって、リフレッシュのために、鞍馬から貴船まで歩いてきました。自然の中を軽くハイキング、のつもりでしたが、リサーチ不足、がっつり登山でした。しんどかったけど、帰りの貴船の川のせせらぎには癒されました。足を水につけたら、気持ち良かったー!
この間、本はまるっきり読んでないんですが、映画はその後もぼちぼち見てます。昨日は『東京上空いらっしゃいませ』を見ました。公開時に見て以来ですが、なんか最初に見たときの印象と違いますね。前はそれほどでもなかったような気がするけど、今回はいいなあと思った。時間があれば、あらためて感想書いてみたいです。
今年に入って見た映画(2)
前回の続き。
『地獄の黙示録』
2回目。前は民放の吹き替え版で見た。なぜか「ミイラ取りがミイラになる話」と覚えていたのだが、ミイラにはならなかったのね。このあたりの記憶のあいまいさに年を感じる。当時はロバート・デュバルやデニス・ホッパーが出ていたことも知らなかった。戦争の狂気の最終形として世に衝撃をもたらしたこの作品も、日常のそこここで同様の狂気が繰り返される現代においては、薄味になっているなあ、という印象。
初見。サッチャーがどうのこうのよりも、メリル・ストリープすごいなあって映画。
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『007 スカイフォール』
初見。「ダニエル・クレイグのボンドを1回見てみたいなあ」と思って録画したんだけれど、考えてみたら映画をよく見ていた若い時分から007はあまりみてなかった。「なんで007をあまり見てないんやろう」って答えも、今回見て思い出した。人が死にすぎるから。まさしく「だめな映画を盛り上げるために簡単に命が捨てられていく~♪」だ。
初見。「あと2週間で地球が滅びることがわかったら、あなたは何をしますか?」という非常にシンプルなテーマを低予算で実現してみせた点にとても好感をもった。だいたいこのテーマだけでご飯が食べられる。そのとき人はどういう行動に出るのか。自分にしろ他者にしろ予測不能。もっと破壊的になるような感じもするが、案外この映画で描かれたような比較的おだやかな終末になるのかも。「愛する人のところにたどり着くだろう」。作者たちの希望的予測。本当にそうであればいい。
『革命児サパタ』
初見。マーロン・ブランドって、大スターになった晩年の姿しか知らなくて「若い頃ってどんなだったんだろう」って、その1点だけで録画した。「くせがすごい」やね。際立つ個性と力強さ。スターになるわけです。赤狩り前のエリア・カザンの作品という点でも面白い。今ならテロ肯定で公開不可になりそうな作品やね。
『バンド・ワゴン』
初見。アステアの上品なステップが見てみたかっただけ。だいぶ晩年の作品で、堪能するというところまではいかなかったけれど、あの優雅さは誰にもまねできない。天才やね。
初見。ねたー。ストーリーは大まかには覚えているけど。大した話ではなかったね。
『ゲーム』
初見。んな、アホな。このゲーム、アメリカみたいな銃社会で、死人出さずに成立するかな。
『僕達急行 A列車で行こう』
初見。これが遺作なんて、悲しすぎるぜ、森田芳光!死期がわかってたんかなあ。明らかに原点回帰なんやけど、あの独特の間合いも、今となってはくすりとも笑えない。それはなぜなんだ?時代か?見る側の変化か?いずれにせよ、単なる昭和の添え物映画風にしか映らなかった。それもすごいへたくそな。なんかもう悲しくなったよ。森田監督、ファンやったのに。。
『駅 STATION』
多分初見。いしだあゆみの敬礼の映像は、テレビ放映があった学生時代に何度も見た気がする。その頃に見ても響いたかどうかわからないが、今見みると響く映画だった。特に倍賞千恵子がよかった。ああいう大人の恋、すてきやわあ。
初見。フォーサイスのファンだったから、小説は読んでる。でもすっかり忘れてる。お父さんのくだりなんかあったかなあ。まあ、忘れてることは幸い。あの緻密なフォーサイスの小説を詠んだ直後なら、多分物足りなかっただろうから。なんかセキュリティの甘いところと緊張感を強いられる厳しい環境との差が激しいね。最後の城なんか、簡単に入れ過ぎやろ。その辺が尺の足りない映画のもどかしさかな。
今のところ以上です。
今年に入って見た映画(1)
1月に大学時代の友達に「映画見てる?」と聞かれて、自分なりに理由はあるにせよ、やっぱり見てないことに恥ずかしさを感じた私は、それ以降、NHK BSの映画プログラムをチェックし、気になるやつは片っ端から録画、休日を使ってこれを見倒している。この5か月でなんと23本。全く見てなかったから、自分的にはこれはすごい数字。
昔は「映画館で見ないと1本と数えない」とかこだわりがあったけれど、今はそんなのどうでもいいし、見たい役者や監督もない(最近の映画事情に全くうとい)ので、新しいのや古いのがごちゃ混ぜでくるBSプレミアムは、今の私にはちょうどいい。
ところが、見た映画のタイトルは書きためていってるけど、内容をすぐに忘れる。何を感じたかは言わずもがな。やっぱり映画も見るだけじゃ意味がない。少しは咀嚼して消化する必要があるなあと。そこで、簡単に感想を書いていこうと思う。1行でも2行でも。これで消化と言えるかどうかはわからないけど。
これも義務化するとしんどいので、できるだけ、というスタンスで。
初見。作った人たちがどんななんかなんて関係ないっちゃ関係ないけど、私は「Facebook、やってなくてよかった」って思った。
『クヒオ大佐』
初見。詐欺師ってほんと何考えてるんやろ。すごい興味深い。もう少し掘り下げてほしいなあと思った。
『帰郷』
初見。前から見たかった作品をやっと見たのに、もう内容がぼんやりしている。「ジェーン・フォンダの映画やなあ」と思った。
『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』
初見。好印象を持ったけど、もう薄れてる。柴咲コウがよかった。
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
3回目。なんか笑えんのよね。重いテーマを皮肉ってるわけだからってわけじゃなく、笑いの要素が少ないし、ピーター・セラーズの役がはじけてないんやもの。私は『未知への飛行』の方が好きやな。
3回目。エンターテインメントとしてよくできているので好きな映画。マルコヴィッチがきもくていい。
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『新幹線大爆破』
初見。旅行のバスでよく流されてたイメージがあるけど、頭からちゃんと見たのは初めて。新幹線の制御室なんかで時代を感じるわけだが、そういった時代に作られた作品としては(そりゃ細かいツッコミどころはたくさんあるけれど)エンターテインメントとしてすごくレベルが高いと思う。
2回目。1回目のときは、ジャック・レモンの役に相当感激したが、年をとったのか、2回目はそうでもなかった。
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『アルゴ』
初見。この映画の存在も、アメリカとイランの不仲の原因も知らなかったので、私にとっては見たことの価値は高い。サスペンスとしても面白かったけれど、実話なんで面白くしすぎるのもどうかと思う。特にラストの空港のシーンはやりすぎでは?
『ペーパー・ムーン』
2回目。大学時代にこの映画を見たわけだけれど、どんな映画だったか全く記憶がない。今回見て、ストーリーだけじゃなく、当時の感想も思い出した。2回目見ても、同じことを思ったからだ。「あのときも確かそう思った」って。「ほのぼのとしたハッピーエンドで終わるけれど、彼らは今後も詐欺を続けていくわけでしょ。なんかそれ、どうなの?」って。
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『アーティスト』
初見。『雨に歌えば』の背景と似てるよね。犬のかしこさが秀逸だった。
『婚前特急』
初見。あのぶさいくな俳優、誰なの?って今朝ドラに出てるよね。あれとハッピーエンドかい!軽っと見られた。