昔の友人たちと会う(2)
1月にK、Sと飲んだときに、Kに
「映画、見てるか?」
と尋ねられた。
「いや、見てない」
と私。
彼らとは映画研究会の仲間。大学生のときは、卒業して映画を見なくなったという先輩を見て悲しくなり「こういう先輩にはなるまい」と思っていた自分。Kも多分そう思っていたろう。
自分が「なるまい」と思っていた大人になっていることは重々承知していたが、それを同級生から指摘されて、ドキッとした。
しかし、Kはそれを非難するでもなく、自分が最近見た映画の感想を語りだした。私は「映画は見てないけど、本は読んでる」と読んだ本のことを語りだすと、Kもそれに乗ってくる。だから落ち込むことも、卑屈になることもなく、自然と今の自分を受け入れられた。
あれ以降、HDDに録り貯めていたBSプレミアムの映画を見まくっている。
昔見た映画、最近の映画、邦画、洋画…。「誰が監督で」とか、「どんな話題作で」とかの情報がない、こだわりがない今の私には、BSプレミアムはちょうどいい。
何となく億劫に思っていた「映画を見る」という行為。結構いけるぞ。Kの一言が背中を押してくれた。
3月に入ってSと再び飲む機会があって、そのときに彼女が話していたのだが、3人で飲んだとき私とKが映画を熱く語りあっているのを見て、とても素敵でうらやましく思えたのだそうだ。娘さんにも語って聞かせたらしい。
Sは、そのときに私が「おすすめ!」って強調した小説『私を離さないで』を大阪から帰る途中で早速買ったらしい。まだ読みかけらしいが。私にはそれがうれしかった。
昔の友人たちと会う
先週は公私ともにハードで濃密な一週間だった。
土曜日は、郷里に残している親父の調子が悪くて、日帰りで見舞い。往復10時間くらい運転した後、日曜、月曜は休日出勤。火曜日以降も仕事のスケジュールが立て込んでいて、休んでないから体がしんどいし、親父のことで精神的にもしんどい。
そんな中、木曜日に大学時代の友人K、Sと飲んだ。Kとは約30年ぶり。Sとは昨年会ったがその時はあまり話ができなかったので、じっくり話をしたのは、実質30年ぶりかもしれない。Sが「仕事で大阪に行くので是非!」というので実現したこの企画。忙しい中での再会だったが、空白の30年、お互いの家族のことや近況について、「最近、映画何見た?」とかについてもたっぷり話せて、本当に充実した時間だった。苦労した話なんかもでたけれど、それを話せて、聞けて、なんかうれしい気持ちに満たされた。
自分には大きく分けて3つの時代がある。幼少期から高校を卒業するまでが第1期。大学時代が第2期。働き出してからが第3期。こう分けてしまうのは、第1期と第3期が周りに気兼ねして自分を抑制している時代なのに対して、第2期が突出して自由でいられたから。また自分が一番変われた時期でもあった。その要因は一にも二にも大学時代の友人たち。それはもうかけがえがない。昨年からSのバイタリティがエンジンとなって、たくさんの友人たちと会えて、それを実感する。
翌日、ぶっきらぼうなKから「会えてよかった」とメールが来て、なんか泣きそうになった。
今年もよろしくお願いします
まったく時季外れですが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
Merry Christmas !
プレゼントに家族からホットアイマスクもらいました。うれしー!じつようてきー!
豪華ランチ in 京都
このところ休日出勤が続いていて、やっと落ち着いたので振休をとって、京都のサンタ・マリア・ノヴェッラでランチをいただいてきました。
アミューズ。洋風の茶碗蒸し。キノコのソース。
玉ねぎのスープ。もろ玉ねぎです。
スパークリング、白ワイン、赤ワインと3杯も飲んで、酔っ払いました。
20種類の野菜のサラダ。ちょこっと魚も。
パスタです。アラビアータ。辛かった~。
メイン。嫁さんとシェアして、牛と豚。シェアしない方がよかったかも。
ドルチェ。洋梨とアイスの上に液体タルトというのかけたもの。おいしかった。
写真にないけど、パンが秀逸やったね。あと、ワインも飲みすぎるとよくない。料理がよくわからなくなる。後で頭痛かったし。