Graff's Diary

ただ「話したい」という原点に戻る

昔の友人たちと会う

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先週は公私ともにハードで濃密な一週間だった。

土曜日は、郷里に残している親父の調子が悪くて、日帰りで見舞い。往復10時間くらい運転した後、日曜、月曜は休日出勤。火曜日以降も仕事のスケジュールが立て込んでいて、休んでないから体がしんどいし、親父のことで精神的にもしんどい。

そんな中、木曜日に大学時代の友人K、Sと飲んだ。Kとは約30年ぶり。Sとは昨年会ったがその時はあまり話ができなかったので、じっくり話をしたのは、実質30年ぶりかもしれない。Sが「仕事で大阪に行くので是非!」というので実現したこの企画。忙しい中での再会だったが、空白の30年、お互いの家族のことや近況について、「最近、映画何見た?」とかについてもたっぷり話せて、本当に充実した時間だった。苦労した話なんかもでたけれど、それを話せて、聞けて、なんかうれしい気持ちに満たされた。

自分には大きく分けて3つの時代がある。幼少期から高校を卒業するまでが第1期。大学時代が第2期。働き出してからが第3期。こう分けてしまうのは、第1期と第3期が周りに気兼ねして自分を抑制している時代なのに対して、第2期が突出して自由でいられたから。また自分が一番変われた時期でもあった。その要因は一にも二にも大学時代の友人たち。それはもうかけがえがない。昨年からSのバイタリティがエンジンとなって、たくさんの友人たちと会えて、それを実感する。

翌日、ぶっきらぼうなKから「会えてよかった」とメールが来て、なんか泣きそうになった。

長岡京市ウォーキング

昨日は『観光あるき』で紹介されているウォーキングコースのうち、長岡京市のコースを歩いてきました。

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長岡天神から光明寺までいく紅葉めぐりコースでしたが、長岡天神はそれほど色づいておらず、光明寺は拝観料がいるとのことで、悩んだ末パス(ウォーキングのたびに拝観料払ってたらかなわん)。ってことで、全然紅葉めぐりじゃなかった。

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途中のみちで見かけた紅葉。しおしおしてあんまりきれいじゃないけど、青空とのコントラストはいい。

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これは西向日近辺の川べりの風景。こういう何気ないけどいい感じの風景に出会えるのが、いろんな街を徘徊する醍醐味。短いコースだったので物足りず、結局東向日まで歩きました。

 

豪華ランチ in 京都

このところ休日出勤が続いていて、やっと落ち着いたので振休をとって、京都のサンタ・マリア・ノヴェッラでランチをいただいてきました。

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アミューズ。洋風の茶碗蒸し。キノコのソース。

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玉ねぎのスープ。もろ玉ねぎです。

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スパークリング、白ワイン、赤ワインと3杯も飲んで、酔っ払いました。

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20種類の野菜のサラダ。ちょこっと魚も。

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パスタです。アラビアータ。辛かった~。

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メイン。嫁さんとシェアして、牛と豚。シェアしない方がよかったかも。

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ドルチェ。洋梨とアイスの上に液体タルトというのかけたもの。おいしかった。

写真にないけど、パンが秀逸やったね。あと、ワインも飲みすぎるとよくない。料理がよくわからなくなる。後で頭痛かったし。

『エブリシング・フロウズ』

津村記久子は、彼女のものの見方、とらえ方というの自分に似ているからなんかな、わりと好きで、ほとんどの作品を読んでます。

今回のは『ウエストウィング』に出てきた少年のその後ということらしい。前述のようにものの見方が作者本人なので、子供が主人公だとどうも違和感があります。中坊がこんな大人っぽい考え方してるかな、と。でも、津村氏はこんな感じの子供だったのかもしれない。

話の方は、2つほどサスペンスフルなドラマ展開もあって飽きさせませんでしたし、ジーンとするシーンもあるんよね。

目立つことや、ややこしいことには関わらないようにしようと過ごす主人公ですが、根元の部分はしっかりあって、友達の関係の中で自分ができることは可能な限り頑張ってみるってところが、ちょっとかっこいい。イケてなくても、大勢に評価されなくても、大切な仲間から感謝される人間っていいね。

同じように、目立つこと、ややこしいことを避けまわるうちの次男に読んでほしくって本を渡したのですが、受験で忙しくて読めないとのことで返されました。残念。

 

エヴリシング・フロウズ

エヴリシング・フロウズ